そまらば日誌

『身近に感じる伝統工芸』を目指して、絞り染めでものづくり!

夏の終わり。

 

今年の夏も終わろうとしている。

 

1日の最高気温が30度を超えるのなんて当たり前になった昨今、今年もまた酷暑だった。

とはいえ台風の影響もあって、お盆あたりなんて意外と涼しかったように思う。天気も悪い日が続いていたけれど。

 

思えば去年の夏は何してたのかよく覚えてない。

それにくらべれば、今年はまだコロナ渦なりにできることをしていた気がする。かき氷食べたり、泳いではいないけど海を見たり。

相変わらず遠出することが難しい世の中ではあるけど、何かしら夏の思い出みたいなものはできただろうか。

 

もう秋の足音はじわじわ近づいてきていて、日は短くなってきているしスーパーには生サンマが並ぶようになってきた。マンガを読んでのんびり過ごしたり、まあ、秋も悪くないよきっと。

 

そういえば芸術の秋ともいう。

暑い時期に染めたものでまだアップしていないものがあるのでそろそろ出そう。

素材を変えてみたり、普段使わない技法を取り入れてみたものなのでどうぞお楽しみに。

 

 

youtu.be

顔の見えない他者と交流する場だった

 

そう、『だった』なんだよね~~、過去形だ。

 

むかしむかし、インターネットは今は当たり前にある動画もなければ画像は・・がんばって圧縮したjpgとかgifとかのお世辞にも画質よろしくない品々が並ぶような場所だったそうな。

HTMLを無料で提供してくれているサイトからコピペして自前のホームページを作り上げて検索サイトに登録して、訪問者がこないかな~ってやっていた。

 

あの日のインターネットは間違いなく文字が表現の主流だった。

 

っていうかそうとしかできなかった。まあ、多少画像をはさむことはできたけど1つの画像の容量制限は今よりずっと厳しかった。

そう、楽天ブログとかやってたなー!

検索したら今でもサービスが存在していることにビビる。形式もあんま変わってないやん。

 

 

学校から帰って、友達の家の和室で2人で座ってwindows98が入ったパソコンと向き合った。

2人が好きなMIDIサイトにはお絵かきBBSがあって、自分より年上の人たちもいるような場所で一生懸命マウスとかペンタブとかで絵を描いた。お世辞にも上手いとは言い難い品だったと思うけど、見た人が感想をつけてくれてうれしかった。

 

インターネットで交流する大体の人は好意的で、そりゃたまに荒らしと呼ばれる迷惑行為をする輩もいたにはいたけれど、インターネットの中で起こったことが現実まで及んで即大事になるようなことは少なかったように思う。

 

今みたいに顔出しをする文化はなく、個人情報は極力出さないのが当時の暗黙のルールだった。

だからインターネットで出会う人々は最初、みんな顔の見えない他者だった。

頼りになるのは文字情報が大半を占めていたけれど、文字だけでも十分喜怒哀楽をかきたてられるような交流ができていた。wwwwwwwってめっちゃ芝生やしたりねw

 

今ではネット婚活もあるくらいだけど、インターネットを通して恋愛もした。

実際に会ったりするようになったのは20も越えてからではあるけど、上手くいったりいかなかったりした。そこで初めて文字情報だけじゃわからないこともあるんだって思った。

 

思えば私はずいぶん恥ずかしがりで内弁慶な性格だった。

だから顔の見えない他者と気軽に交流できるインターネットは自分の居場所だった。

また、そういった人が主にインターネットに興じている時代だったからこそ細かな秩序が決められていなくても一つの世界として成り立っていたように思う。

 

年齢階層別のインターネット利用率をさぐる(2020年公開版)(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

こちらのサイトを参考にさせていただくと、およそ2000年ごろのことだ。

 

話は唐突に変わるが、最近かのリヴリーアイランド がスマホアプリで帰ってきた。

これも先述の友達とよく遊んだ。きのう当時をなつかしみながら懐古厨となって遊びほうけた。時が経つのが早い。こんなに夢中になったの久しぶりっていうくらい、やっぱり好きなんだろうね。ダブったアイテムを交換できるシステムが良い。

 

たぶんゲームがどうこうとかいう問題よりも、顔の見えない他者と交流するのが好きだ。そこには自分が傷つく暴言や中傷や行動もあっただろうけど、顔の見えない相手を想像することと絵文字もスタンプもない、文字だけで工夫して交流する楽しさがあった。

 

こんなに思い出しながらこのような文章を打つ日がくるとは思わなかった。

でも書いておきたいと思ったのは、なんだか最近のインターネットはギスギスしているように思ったから。まあ、しょうがないよね。先のグラフを見ると利用者は年々増加していて高齢者と言われる人までスマホを持つ時代だ。ギスギスっていうかギュウギュウなんじゃない?

 

多くの人がインターネットを利用していて、子どもからお父さんお母さんさらにはおじいちゃんおばあちゃんまで使っているような時代がきてしまったんだ。

だから問題も起こる。

チェーンメールとかコンピュータウィルスとか諸々ネットの悪意にさらされていると「これ詐欺(嘘)じゃね?」と気づきやすいけれど、かの事情により最近外も気楽に歩けずネットをよく見るようになった世代のほうが危ない気がする。

文字は正直好きな人じゃないと読まないと思うけれど、今は動画もあるから情報が伝わる速度は早く、さらに顔出しをしている人は信頼を得やすい。

昔わたしたちが経験したことをもっと上の世代はより悪質な形で影響を受けているのかもしれない。

 

昨今、インターネットの悪いところばかりピックアップされているようでかなしい。

昔はよかったなんて言いたくないし、いや~逆に昔のほうがもっと無秩序だったといえば無秩序だったのかもしれない。よくも悪くも顔の見えない他者にはそれぞれ個性があって、それは今も変わらない。変わらないと信じたい。

 

私はインターネットの悪意に揉まれて、インターネットの善意に生かされ救われてきたように思う。

学校帰りドキドキしながら立ち上げたパソコンの画面。2000年代の田舎に住んでるだけでは手に入らなかったであろう情報の群れ。

 

改めて始まったリヴリーアイランドで、無意識にあの時とまた同じピグミーを選んだ30代に突入した私も本当は当時とあまり変わっていないのかもしれない。

 

 

 

 

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

また会える。

あっつー。
中途半端なもよう替えでは追いつかなくなってきた、6月も中ごろに向かっていってる今日このごろ。

皆さまにおかれましては、「マスクあっついわー」「やいのやいのいってるけど、結局五輪どうすんの?」とかなんとか言いながらもご健勝であってくれ。

みとですこんばんは。

前置きはいいんだ、個人的な話をしよう。


先日うちのおじいちゃんが亡くなった。

なお、コロナは直接の死因に関係しない。
病床の関係で引き留められず早めに退所したとかもちょっとはあったかもしれないけど、本人の希望で帰ったのもあったみたい。

まあ、もう充分生きた年齢ではあったんだけど、うちは母方の二世帯住宅でいっしょに暮らしてきた仲だからやっぱりちょっとさみしい。

実家を離れて遠方に嫁いだことをちょっと後悔した。幼いころから18年と2年くらい帰ってきた間同じ屋根の下で暮らしてたからもう充分いっしょに居たとは思うんだけどね。

生意気な孫(わたし)と対等に喋ってくれる祖父でした。

実は亡くなる前に最期の電話をして、そんとき「子供はどうするの?」と言っていたんだけど、なかなか絶望的であることを真摯にお伝えした。まあ、それも未来はわからんけどさ。
祖父よ、私はできることからやっていこうかなって思うよ。生きているかぎり。

親戚含め肉親がバンバン死んでいっていて天涯孤独への道をひた走っている気がしてならない。

うちの父はマスオさんで、祖父とは血の繋がらない関係ではあるけど、一緒に暮らしていくなかで実の息子と父のような関係になっていった、と挨拶で言っていた。
当時に比べて今はおそらく二世帯住宅は減っていて、それはつまりまあ、別々で暮らすのがお互いのためってな答えなのかもしれない。
んでも、案外二世帯ってのも悪いことばっかじゃないのかもね。

ま、父は働きに出てたしガチンコバトルしたわけじゃないだろーから、きれいな言葉になるのかもしれない、が。

そんなこんなです。

葬式ってのは自分のルーツを知ることになる。
わたしにも祖父の実家の血が入ってて、まーなんらかの才能をいただいているのかもしれない。

せいぜい天国で見守っていて。
私の母と母のお姉ちゃんもおるし、思いっきりつかみ合いの喧嘩でもして、満足したらのんびりしてください。

驚きを隠せない

なにげにこのブログ始めて6年目ってまじ?

投稿数はさっぱりだけどね┐(´ー`)┌

みとですこんにちは。
何か願いがあるならあんまダラダラやってないで期間を決めて一気にやるほうがそりゃいいよね。
逆にどうにも流れが悪くて八方塞がりなら、時が解決してくれるさ...って時間を置くほうがいいこともある。
むやみやたらに走って見つからないときは歩いて探してみるのもいいよね。

ってなんの話をしているんだか。

そんなこんなで5月もおわりが近づいてきました。
5月のわりにもう梅雨みたい。梅雨に入ってるとこもあるのか。
今年は昨年に比べたら少しずつ注文もらったりしております。ありがてえ。この調子で頼む(何様

そのためには、まあぽちぽちとでも新作を作っていくことだよね。結局はこれです。

はいそういうわけでね、ココスランチしながらの作戦会議(1人)終わっていきたいと思います。
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それじゃま〜たね〜〜〜〜〜〜!!!!おれにチューバーのテンションは無理だ。

行き詰まり立ち止まり、休んで、考えて、

失うものなんてないのだ。

とは、もしかして大学生あたりの若者に年輩者がかける言葉の一つだろうか。

いや、わたしがきょう目を覚ましてふと思ったことだ。

まー世の中ちょっとしたはずみで失うものだらけ、なんて人もいるでしょうが。
みとですこんばんは。


私事ではありますが、あれからさんざん気になるハウスメーカーは調べまわり、結果いまんとこ近所の2択に絞れたので晴れてネット漬けの日々は脱した。

そうこうしてる間に体に肉が付いた気がして戦慄、短くとも来月の自分の誕生日までは朝ランニングもしくは散歩の生活を送る予定。
朝ランなんてしたら日中つかれて結局寝ちゃうんじゃねーの、と思っていたら意外と大丈夫。
昼飯食べて15分は休んだけど逆にダラダラしなくてよくなった。

こういう大人になってからの生活は学校では教えてくれない。

頭ばっかり使っている...といっても右から入った情報を左に流して判断する程度のことをしてたらあんまりよくはない。

折しも夏は近い。
1年はあっという間だ。
もう半分に到達しようとしてるんだぞ。


結論。
朝のお日様は大切。

あ、新作出しました。
よろしくお願いします。

わからないけど前に進む

足の小指に500mlのソーダ入りペットボトルが落ちてきて私は散歩に行こうと思った。
小指は冷やした。骨折してないことを祈ろう。

5月だ。
気がついたら初夏。
依然事態はおさまらず、夏。
かねてよりコロナ以前の世界には完全には戻りませんよといわれていたけどどうやらそうらしい。

まあ2年目なんでまだわからない...ともいえるけど、奇跡のような魔法のような特効薬が生まれてもう大丈夫ですよと言われるまで、かつての当たり前はもうないのかもしれない。

この問題は引き続きたまには記録するとして、個人的な話。

4月より土地探しだの、家づくりだのを調べ回っていた。
昨年の晩夏あたりから思ってはいたけど動いていなかった。それが春になってせっせと動き回り、情報収集に努めていた。

私の人生において、自分の住んでる家だってそこらに建ってる他人の家だって、まじまじと見た経験なんてなかった。のが、いま断熱材は〜とか屋根材は〜とかやってる。
そら数年で建て替えたりするわけじゃないから耐久性は大事なとこではあるけど、どんな家だって30年もしたらあちこち不具合は出るよねー。

うちの実家だってお風呂場リフォームとかやってたしな。

行き詰まりながら、ふと結婚指輪を選んだときにも同じように悩みながら選んだことを思い出す。

買い物ってその人の嗜好であり、思考の結果だね。


まあ、ぼちぼち考えてるよ。
案外短い夏のはじまり。

0から1へ

 

2月の閉塞感はどこへやら、部屋のエアコンが稼働する日もまちまちになってきた3月の日付ももう2ケタに突入した今日このごろ。

みなさまにおかれましてはぼちぼち元気にやっておられますでしょうか。

みとですこんにちは。場合によってはおはよう、こんばんは、そしておやすみまで。

 

だいぶ暖かくなってきたけど、関東におきましては風が強いのなんのって。

いやあ毎日ではないにしても意外と春はそこまで快適でもない。

さらに寒さが和らぐだけいいんだけど花粉だなんだと憂慮することはまあある。おや?と思うフシがないこともないけど医者にかかったことがないわたしは花粉症ではないと思い込んでいる。

 

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そんなこんなで、まだちと肌寒い日もあることと存じ上げます故、厚みをもたせた品を作ったで候。

 

こだわり?

あえてスヌードにしなかったこと。

1枚の布なのでどう身に付けるか、はたまた首巻きの用途以外にするかは購入者様次第である。

わたしは普段和服は身に付けん故ワカランのだけど、これって帯揚げとかにいけそうな気もせんでもない?厚みがあったら無理?

あとはなんかのカバーとかタオルがわりとか?

 

ま、そんな感じなので自由に楽しんでもらえたらうれしい。