そまらば日誌

『身近に感じる伝統工芸』を目指して、絞り染めでものづくり!

2012年とこんにちは。

 

気がついたら2012年からはや10年先まで進んでいた。

10年、10年。

実はこれから先を見渡しても、一番所在地がころころ変わったときになるかもしれない。まーいつどうなるかなんてわからんけど。

 

今年は10年の区切り目ですよと聞く。

10年前をどう生きていたのかあんなことあったな程度でありながらも、「ええ覚えていますとも」と思っていたけど全然覚えていなかった。私は1度気になったことは執念深いわりにどうでもいいとも思いもしないことはあっさり忘れている。

つまりこの10年はどうでもいいかというとそういうわけではないんだけど…

 

そんな曖昧な2012年さん、久しぶりにiTunesを開けてみてほんのりとだけど思い出した。

iTunesさんは親切にも「あんた、2012年に取り込んだ音楽こんなんやで」と教えてくれた。

あのとき私はまだ大学在学中だったか産地で就職してたんだったか(バイトの身分だけど)。

2013年に取り込んだ音楽と比較するに、まだこのころは自分の趣味がほとんどだ。

 

最近どっかの会社の人がなかなかすごい言葉のセンスを披露して問題になってたけど、五感に基づく記憶はよく残る。

この曲をよく聴いていたのはこんな場所、と覚えている。

夕方の川辺、講評を聞かず将来について考えた。そういえばその川が好きで大学を決めたようなもんだった。まだまだ多感な時だった。

 

こまごまと書き記そうかと思ったけどめんどくさくなってきたまた10年後にも覚えているか託そう。おなかへってきたし。

 

あのころ「こうしたいな」と思ったことは、まあ大体その形になりつつある。

ので、向こう10年はこの流れを細くとも長くやっていきたいと思っている。

年を取っていくにつれ、自信が年月とともにすり減っていくように思えていたけどまたやっていけるような気がしている、そんな春。