そまらば日誌

『身近に感じる伝統工芸』を目指して、絞り染めでものづくり!

立ち止まるな、歩き続けろ。

 

まぁ、たまには休みながらね。

 

一人でちまちまもの作ってると、最初はよくても進むにつれ『アレ、これってどうなのかしら?』と迷うことも多くある。

そういうとき、ナアナアにしてとにかく進むもよし、相談できる人に意見を聞くもよし。とにかくここまで来たわけだ。わたしもあなたも。それが大事。

 

歩き続けるというのは、先の見えない終わりのない作業のようで自分がどこに向かっているのかも見失いかけながらまぁ、目の前のやらなあかんことをやってひとつずつおさめていくことだよね。

悠々とネットサーフィンやってる暇があったらなんか1つでも作りなさいよ、ってな感じ。

 

染色の作業は、地味である。

出てくる布は鮮やかかもしれないけど。

あと体力勝負。

水と布を扱うのは案外力がいる。量が増えれば増えるほどに。

 

最近思うのは、ここ3年を終えてようやくのびのびできるようになってきたこと。

もっといえば、ここ10年を終えてこういうことやりたかったんだってことに手が伸びるようになってきたこと。

まだまだ先はながーいけど。

 

染色の話に戻ろう。

染色は形がなくてもまあ成り立つんだ。色はきれいだし。

だけどなんだろう、形があったほうが伝わりやすい?

何かしら型が必要だと思った時に絞り染めに出会った。本にあった作品から。

 

そんで2年ほど修行ってか働きつつ学んだわけですが、しばしば時は経ち、いまは逆にある程度型から離れようとしてるのかもしれない。

 

こっからなんだよね。たぶん、その人なりが出てくるのって。

 

うん、ぼちぼちがんばるか。

歩き続けよう。