そまらば日誌

『身近に感じる伝統工芸』を目指して、絞り染めでものづくり!

デザインフェスタありがとうございました。

 

先日の土曜のデザインフェスタvol49、ありがとうございました。

 

おかげさまでなんとかやりきれました。いやあ、やり切れたってほどすがすがしく全てできたわけでもないんだけど、とにもかくにも出場が決まって〆切に向かって走った5か月でした。

デザインフェスタに向けて試したいこともいくつか実現できたし、成果が上がったこともそうでなかったこともありますがひとまず、ひと段落。

 

デザフェスに出したきっかけは越谷レイクタウンでのハンドメイドイベントに出したことから始まるのですが、それまでにも「うーん、出そうと思うけど遠いしなあ」となかなか打って出られずモヤモヤしておりました。

私の場合、ネットだけでの販売に行き詰ってどうにか気持ちの突破口がほしかったんでしょうね。

 

レイクタウンで思いのほか成果が上がらず(爆、1回経験したことでデザフェスへの心の敷居がだいぶ下がって勢いで応募した、っとこういう感じです。

1回すんごいずっこけたからもうこれ以上酷いことにゃあなかなかならんだろ、ってw

 

おかげさまでネットを見つめてばかりではわからなかったこともいくつか収穫として得られたように思います。

勇気を出して出展して本当によかった。

 

デザインフェスタに出るのを迷っているなら、ぜひ出展してみてください。

最初っからは荷が重いなら地域のイベントに出てみて段階を踏むといいと思います。

 

 

以下、忘れないうちに今後のために思ったことなど。

 

・『デザフェス=お祭り』と他のデザフェス関連のブログ記事でも言及されていますが、そのとおりです。雰囲気として絞り祭に近い感じだった。

・モノを売るには接客が重要。アートやデザインに興味のある人たちがお客様です。これだけでもすんげえ好意的。興味をもって足を止めてくれた人にはぜひいろいろお話を。

・せめて名刺(ショップカード)を持ってってくれえ!と差し出すと意外とみんな持ってってくれるよ。

・Sブースめっちゃ狭いのでいろいろギリギリです。左右後ろの出展の方々大変お騒がせしました。

・作る側は材料費やかかった時間などを換算して値つけをしてるけど、お客様にはそんなの関係なくて気に入ったものが自分のお財布と感覚が許す値段なら買ってくれます。

・そういや「値引きしてよ~」とかはなかった。

・特別安いわけではないけど感覚的に買いやすい値段ってあるんだと思う。

・作品の背景がわかる資料(今回はタブレットに入れた制作途中の絞りの画像をスライドショーで流した)はあると会話が弾んでいい。

・個人的に、イベント出展で売ると責任感が出ていいなって思う。責任感じすぎてしつこいくらい関係各所に質問・確認の連絡入れまくったごめんなさいでも助かりました。散々気にしたけど、俺適度でいいと思うんだ・・・それがなかなかできなくてくるちい。

・最初の話題に戻って、『デザフェス=お祭り』っていうことを意識してブースのレイアウトをすると見る側はわかりやすくていいと思います。祭りのお面屋さん、とかお好み焼き屋さん、とか。

・遠目でも何が売ってるのか一目でわかるといいと思う。

 

とりあえず、こんな感じで。

 

自分の作品を目の前のお客様に買っていただけるのは、よくハンドメイド品を『嫁に出す』という表現をしたりするけど、ああ。なるほどこの感覚か。と腑に落ちました。

お買い上げいただいた方々、大変ありがとうございました。

 

しばらくはまたひとり作る日々に戻るけど、ネットの世界でもこの経験を糧に制作と販売がんばってくよ。

みなさま大変ありがとうございました。