そまらば日誌

『身近に感じる伝統工芸』を目指して、絞り染めでものづくり!

荒削りのものたちへ

 

縁あってminneのハンドメイドマーケット2018に行ってきた。

はるばる(っていっても以前よりは近くなったか)ビッグサイトまで。

 

結果としてなぜかホビーショーのほうに滞在する時間のが長かったきがするんだけど…

でも、ハンドメイドマーケットのほうも見てきたよ。

 

たぶんその日の入場が始まってわりと早かったからそこまで人も多くなくて歩きやすかった。

そういえば学生のころ友達とこういったイベントに出したことあったけど、来場が増えるのは実は始まってスグよりはちょっと時間の経ったお昼あたりのような…。

 

なんでホビーショーのほうに滞在する時間が長かったかって、材料がたくさんあって見るものが多かったから。

あんだけあらゆる手芸の材料の実物を一か所で一気に見れるのは貴重かもしれない。

ある意味オタクの祭典。

 

ハーバリウムのブームっぷりがすごかった。

数年前レジンが流行ったときは会場はレジンだらけだったのだろうかと想像する。

お客さんも多く、手芸する人口ってオタクっぷりはそれぞれだろうけど潜在的にはかなり多いもんなんだ、って思った。

ハンドメイドブームは出来上がったものを買う、っていうよりはワークショップだとか材料を自分で買って好みのものを作る、って感じに移行していってるような。

これはお客側も賢くなっていってるというか、高い金出してオーダーメイドしたは微妙なものだった、というのを避けるためにも己で想像したものは己で作り上げるのがいちばん理想どおりになるもんだと思う。自分で作ったら愛着も湧くだろうし。

ただし習得に技術を要するようなものはたぶんこれからもハンドメイドの品として需要があるものと思われる。もしくはよほどのオリジナリティ。

 

さて、話は戻ってミンネのハンドメイドマーケットで私は何を買ったのか。

答えは皿である。あとは趣味の材料としてドライフラワーの花。

皿についてはさらに(皿だけに)いえば、正規品っていうよりかはイベント品といったテイのもの。サクッといえばB級品である。

 

どっこいしかしこれが面白い。

ネットで出してるフツーのA級品がキレイなのは当たり前なんだけど、作家的に多少うまくいかなかったんだろうなポイントがあってもこいつの歪みや作家のチャレンジ精神はおもしろい、いい味出してる!ってのがある。

安物買いの銭失いとは言いますが、用途や考え方によっちゃいいんじゃないでしょうか。

 

普段ハンドメイドは作る側の人間だけど、自分をこういう場のお買い物客として見ると案外完璧な美品を求めるというよりはいい味出してる!ってもののほうが好きなんだな〜って思った。

自分が作るときは既製品並みになれるようなものを!と思っていたりするのに。

もっと荒削りでもまずは面白いものを出してみるってことをしてみようかな。

 

そんな感じのレポでした。

よいゴールデンウィークをお過ごしください。

 

あっ、minneとiichi、とにかく再開しました。

また見〜てみ〜てね〜〜!