そまらば日誌

『身近に感じる伝統工芸』を目指して、絞り染めでものづくり!

己のホンノウを探る。

 

どの世界でもビギナーを迎えるにあたって言われる率の高そうなヒトコト

「最初っから上手い人なんていないよ」

 

どっこいSEKAIは不平等でのっけから上手い人に出会ってしまったがゆえにさっさと「俺才能ないわー」とOWARIを感じてしまう人もいるんだろーなーと思う。

私も染色という分野ではこんな感じで活動してるわけだが、ピアノとかまるでダメでしたねえ。まず楽譜読みながら弾くとかできなかった。覚えて弾くっていうなんか却ってむずかしいんじゃねそれ?って芸当が長く続くわけなく、今となってはピアノを弾くという行為とは縁のない生活をしている。

 

なんとゆーのか、向き不向きというのはあるのだろうと思う。

 

で、冒頭のように最初っから上手い人もいれば、「下手の横好きじゃて」と言われながらも続けて大家のようになる人もいるのだろうと思う。

人それぞれ成長のタイミングは違うのだろうし、例え同じ花であろうと早咲き遅咲きむしろ人が忘れたころに大輪を咲かすって人もいるくらいだ。人と比べるってのが大きな間違いなのだ。なので今すぐ芽が出ないあまり、そのまま行けば成長が見込めるのに焦った結果自分やその周りを傷つけるようなマネはしてほしくないって思う。いかなる分野においても。比べて張り合ってするのではなく、もーこうなったらどれだけマイペースに物事を成し遂げるかがミソなきもするw

 

最初のヒトコトに戻ると、たしかに大多数は最初っから上手いわけではない。

稀に「こやつ天才か!?」といった結果を叩きだす私が才悩人応援歌を歌いたくなるような輩もいるのだが、だからええ、私も大多数のなかの1人だと思っている。最初っから器用にできるわけではなぁい。

ただ、同じことを何度も何度も繰り返しすることで己のスキルを磨いていくことはできると思っている。むしろ常に新しいことを振られるほうがシンドく感じる。という己の脳かなんかのクセを二十数年かけて自己分析している。

といことでまぁ、伝統工芸といふ一見堅苦しい感じの世界も私にとっては住み心地のいい池の中である。こうやればこういう結果が返ってくる、とある程度型が確立されていて、地味だが反復練習を重ねることで技術も安定していく世界。これは人によってはカンベンしてくれよという世界なのかもしれない。地味に同じことの繰り返し。うえぇ・・・って。

 

逆に、常に新しいことに向かっていきたい人もいるのだろうなーと思う。今日やってることと明日やってることがまるで違う。それにヨロコビを感じる人もいる。

何にヨロコビを感じるかの、脳かなんかのクセは人それぞれ違っている。

自分探しというとハチクロの竹本くんよろしく、外の世界に向けて新たに探しに出かけるもののようで、実は答えはあなたも気づかないような場所で己の中に眠っているのだ。

 

なんか書き出したら長くなった。本日の活動をツイッターからどうぞ~ん。

 

 

 

雪花絞りのストールがこれでまあ選べるくらいはあるかなって感じになったので、今度は違う技法でストールを作っていこうと思っている。

あと販売をする予定はないけど、自分用にTシャツも作ってみたい。すぐ販売!ってな感じではないけど、なんでも経験しとくと後になって生かせたりもするかなーってなスタンスです。

 

 

 

じゃー本日はここらでおやしゅみ~。

 

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