そまらば日誌

『身近に感じる伝統工芸』を目指して、絞り染めでものづくり!

想像をかたちにする 本日のハンドメイド

 

そちらのお昼の空は晴れでしょうか?

 

こんにちは。みとです。

 

 

春物の制作にかかりました。

前回はこちら↓

somaraba.hatenablog.com

 

 

まずは一作。

画像の、上にのってるほうの布地で。

 

 

 

みとがものを作るときの段階を説明すると、

 

①外部からの情報を取り入れたり、前に取り入れていたものを何かの拍子に思い出す

  ↓

②その情報をもとに自分なりに考えた結果、「こういうの作りたいなー」と漠然と思う

  ↓

③けど「めんどくさいなー」と思う(かたちにするには時間がかかるし想像通りうまくいくとも限らないので)

この間、普段の生活をする。歩いたりコーヒー飲んだり本を読んだりネットしたり。

  ↓

④「めんどくさいけど、それでもこれ作りたいなー」と思ったらスタート

  ↓

⑤まず紙にイメージを書く。絵と言葉を使って表現する。ここでスムーズにイメージが表現できるとだいたい想像通りにいける気がする

  ↓

⑥紙に描いたイメージを絞り染めで実現するための手段を考えて、作業の順番を決める

  ↓

⑦作業の順番に沿って絞る

  ↓

⑧染める

  ↓

⑨絞った後の糸抜きをして仕上げ

  ↓

⑩完成!

 

 

という感じです。

 

絞り染めって、制作段階では例えば絵画のように、出来上がりに向かう途中の姿が見えません。

私にとってはそれが都合がいいということを、年末に棒針編みをして初めて気づきました。

編み物も編んでいった途中の姿が見えるので、「最初に編んでいた目のきつさと同じだろうか?」「うふふ、ここまで編んだぞー♪」とかなんとか思うことにいそがしく、なかなか前に進めなくなるのです。

 

なので、絞り染めの『とにかく最後までいかにゃ結果はわからんぜよ』の過程に、実は助けられているのだなぁ、と思いました。

 

 

「今年もよろしくね、絞り染めさん」とまずは一作。

 

「もうあとちょっと?いーや、まだまだ?」

まだ姿は見えない春を想像しながら作っています。